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吉田麻也、サンプドリアとの契約更新は難航か?その理由とは…

吉田麻也 写真提供:Dugout

 2021年6月にサンプドリアとの契約が満了となる日本代表DF吉田麻也。同クラブとの契約更新が行われない可能性が出てきたようだ。伊メディア『Club Doria 46』が報じている。

 2020/21シーズン前半はサンプドリアで多くのフル出場機会を得てきた吉田だが、11月22日に行われた冨安健洋が所属するボローニャとの一戦以降、最後のホイッスルまでピッチに立ったのは12月13日のナポリ戦のみ。クラウディオ・ラニエリ監督を納得させるパフォーマンスのできない現状が、契約更新の遅れに繋がっているという。

 吉田の不遇のきっかけとなったのは11月30日に行われたトリノ戦であった。ラニエリ監督は同試合中、いくつかのケアレスミスをした吉田を含め、4選手を前半で交代する決断をした。その後、吉田の出場機会は減り、ミラン、ベローナ、クロトーネ戦ではスタメンからも外れることとなる。

 現在吉田に代わってサンプドリアのゴールを守るセンターバックは、ガンビア代表DFオマー・コリー、イタリア代表DFロレンツォ・トネッリの2選手。好調の彼らの存在も、ベテラン吉田をベンチに留まらせている。さらにはこの契約更新の遅れが、パフォーマンス低下に影響を与える可能性もあると言われている。

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