レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、クラブとの契約について現時点では自分から首脳陣に対して何も求めていないことを明かしているようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現役時代にもレアル・マドリードでプレーしていたジダンは、2016年1月に下部組織の指揮官からトップチームに昇格すると、2017/18ーズンまでにわたりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たしていた。その後、一旦クラブを離れたものの、昨年3月に再度招へいされ、昨季はリーグ優勝を成し遂げていた。
しかし、今季はCLグループステージ敗退の危機にさらされるなど、シーズン序盤から不安定な戦いぶりを露呈。一時は解任の可能性が取りざたされたが、12月に入るとアトレティコ・マドリードとのダービーマッチで勝利するなど、チーム全体の調子は上向きつつある。
その中、ジダン監督は20日に控えるラ・リーガ第14節・エイバル戦にむけた記者会見において自身の去就について問われると「(自分の今後について)何も考えていない。契約は2022年まで残っているし、クラブに対して私から何も求めていない。この世界最高のクラブに身を置いていることが幸運だと言えるよ」とコメントを残している。
レアル・マドリードでの将来ではなく、今目の前にある仕事に集中する構えを示したジダン監督だが、1月中旬サウジアラビアでスーペルコパ・デ・エスパーニャに臨むまで首位のアトレティコ・マドリードにプレッシャーをかけ続けたいところだ。
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