明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは13日、GKネト・ヴォルピ、DF金井貢史、DF伊藤研太、MF六平光成、FWジュニオール・ドゥトラ、FW平墳迅の6選手との契約満了を公式発表した。
ブラジル人のネトは今年1月にコロンビアのアメリカ・デ・カリから完全移籍で清水に加入。開幕節のFC東京戦でゴールマウスを守るなど正守護神としての活躍を期待されたが、中断明け以降はリーグ戦で一度もピッチに立つことがなかった。
サイドバックを主戦場とし、積極的な攻撃参加を武器とする金井貢史は今年1月に名古屋グランパスから加入すると、第2節、3節と2試合連続フル出場を果たしたものの、以降はベンチを温めることが多く、リーグ戦でわずか10試合の先発出場にとどまっていた。
六平光成は、8シーズンにわたり清水エスパルス一筋のキャリアを歩んできたが、今季はわずか7試合の先発出場となっていた。
ジュニオール・ドゥトラは昨夏、ブラジルの名門コリンチャンスから完全移籍で加入し7年ぶりとなるJリーグ復帰を果たしたものの、今季は11試合の先発出場で5ゴールという結果に終わっている。
また、2018年にトップチーム昇格を果たした伊藤研太は、今季リーグ戦での出場はなく、同期である平墳迅はJ3リーグの藤枝MYFCに期限付き移籍中だった。
なお、清水は第32節終了時点で勝ち点25の17位に沈んでおり、12日にアウェイで臨んだ鹿島アントラーズ戦でも0-2と敗れている。
今季は新型コロナウイルス関連の特例により降格制度がないため、来年もJ1リーグの舞台でシーズンに臨むが、巻き返しに向けて陣容の入れ替えを図るものとみられる。
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