ウルヴァーハンプトンは23日、バルセロナからポルトガル代表DFネルソン・セメドを完全移籍での獲得を発表した。背番号は「22番」に決定。
英メディア『スカイ・スポーツ』の報道によると、ウルブスはセメドと2023年6月までの契約を締結。また、契約には延長オプションが含まれており、クラブが行使すれば2025年の6月まで同選手の契約を自動更新できる模様だ。移籍金総額は3700万ポンド(50億円)弱までに上るとのこと。
現在26歳のセメドは、2017年夏にベンフィカからバルセロナに加入し、公式戦で通算124試合に出場して2ゴール11アシストを記録。積極的な攻撃参加を武器に主力サイドバックとしてポジションを掴んでいたが、8月30日にトッテナムへ移籍したアイルランド代表DFマット・ドハーティの影響を受けて、急遽セメドに白羽の矢が立ったようだ。
敏腕代理人ジョルジュ・メンデス氏が相談役を務める影響もあってか、ウルブスには多数のポルトガル人プレーヤーが在籍している。同胞指揮官ヌーノ・エスピーリト・サント監督の存在を含め、新天地への適応には問題がなさそうだ。
なお、バルセロナはセメドの後釜にノリッジ・シティ所属のイングランドU-21代表DFマックス・アーロンズに熱視線を送っており、オファーをすでに提示したとのこと。
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