フィオレンティーナ(愛称:ヴィオラ)所属のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを巡った争奪戦が、マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスル・ユナイテッドの両チーム間で勃発しそうだ。現地時間10日、英紙『サン』が伝えている。
元イタリア代表FWエンリコ・キエーザを父に持つフェデリコは、今季全公式戦30試合に出場し7ゴール3アシストを記録している。スピードとテクニックを兼ね備えたドリブルを武器に同選手はクラブチームのみに関わらず、アズーリ(イタリア代表の愛称)でも主役を担っている。
伊紙『La Nazione』によると、ニューカッスルはクラブレコードである5370万ポンド(約72億円)でキエーザの獲得を検討しており、すでにキエーザの代理人にコンタクトを取ったとのこと。しかし、現時点のニューカッスルはサウジアラビア公共投資基金によるクラブ買収の手続きがまだ完全に終了しておらず、同選手の獲得交渉は全ての手続きが完了次第となる模様だ。
一方、ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は今夏、新たにウィンガー、ストライカー、センターバックのポジションに新戦力を迎えたいと考えている。同監督は長期的なターゲットであるイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得を熱望しているが、ドルトムントとの交渉が難航している。そこで、クラブはサンチョより安価に獲得ができ、尚且つスールシャール監督のチームにフィットしそうなキエーザに目をつけた模様だ。
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