2018年夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドの一員となったブラジル代表MFフレッジ。76億円ともいわれる移籍金を費やして獲得されたが、1年目のパフォーマンスはそれに見合うとは言い難いものだった。
しかし、今シーズンのフレッジは明らかに昨シーズンとは違う。シャフタール・ドネツク時代のような甘さを見せないプレーで、ユナイテッドの中心選手となっている。
今回はそんなフレッジの活躍ぶりを示す7つのデータをご紹介する。
攻撃面
今シーズンのフレッジは、オープンプレーから69回のチャンスを演出している。これはユナイテッドの中で最も多い数字となっている。
フレッジはチャンスを演出しているだけではない。攻撃のスイッチを入れる選手にもなっている。今シーズンはファイナルサードに140本ものパスを供給している。
今シーズンのフレッジは、プレッシャーをも苦にしない。被プレス時に337本のパスを通している。
また、フレッジはチームメイトからの信頼も集めているようだ。ボール保持回数221回は、トップ6のMFの中で最多の数字だ。
守備面
フレッジの献身性は数字に表れた。彼は今シーズンのユナイテッドの中で、最も広範囲のピッチをカバーしている。
今シーズンのフレッジよりもタックルを成功させているのは、守備の天才アーロン・ワン=ビサカただ一人。中盤の守備力が大幅に向上した。
フレッジのプレッシャーは迫力だけでなく、精確性にも優れている。今シーズンは188回の正確なプレスを記録している。
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