ウェストハム・ユナイテッドが日本時間29日に、マヌエル・ペジェグリーニ監督の解任を発表した。次節ボーンマス戦まで様子を見るかと思われていたが、レスター・シティに敗れたことで解任の決断を下されている。
近年、各クラブが監督交代に動くまでの時間が短くなっている。今回は2018/2019シーズンに解任されたプレミアリーグの監督たちをご紹介する。
ハビ・グラシア
昨年1月にワトフォードの監督に就任したハビ・グラシア。1年目はクラブ30年ぶりとなる開幕4連勝を記録するなど、8月の月間最優秀監督に選ばれる上々のスターを切ることに成功している。
しかし、2年目となった今シーズン、クラブがグラシア監督解任の決断を下したのは早かった。9月7日に成績不振により解任されている。
キケ・サンチェス・フローレス
早々に解任されたグラシア監督の後任に就いたのが、3年前にワトフォードで指揮を執っていた、キケ・フローレス監督だ。
しかし、就任からの10試合で1勝しか挙げられず、わずか85日間で解任されている。
マルコ・シウバ
2018年にエバートンの監督に就任したシウバ監督。しかし、今シーズンは4勝2分9敗の18位と大苦戦。今月5日に解任を発表された。
そのエバートンは、後任にカルロ・アンチェロッティ監督を招聘。復活の兆しを見せており、後半戦注目のクラブだ。
マウリシオ・ポチェッティーノ
トッテナム・ホットスパーは11月19日に、今シーズン序盤不振にあえいだポチェッティーノ監督の解任を発表した。クラブの黄金期を形作った監督の解任は、サッカー界で大きな注目となった。
また、ポチェッティーノ監督の後任に、ジョゼ・モウリーニョ監督が選ばれたことも話題となった。ポチェッティーノ監督は、どのクラブで監督のキャリアを続けることになるのだろうか。引く手は数多だ。
ウナイ・エメリ
昨年5月にアーセナルの監督に就任したエメリ監督。1年目はホーム10連勝を飾るなど、それほど悪くないシーズンを過ごした。しかし、2年目は13節を終えた時点で4勝6分3敗と大苦戦。ヨーロッパリーググループステージ第5節のアイントラハト・フランクフルト戦に敗れたのち、11月29日に解任が発表された。
後任に就いたのは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で経験を積んだクラブOBのミケル・アルテタ監督。アーセナルを立ち直らせることができるだろうか。
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