プレミアリーグ トッテナム

モウリーニョ、同点弾の起点となったボールボーイに感謝

写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーは26日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でオリンピアコスと対戦し、4-2で勝利した。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督はイングランド代表FWハリー・ケインの同点ゴールの際に、一度はクリアされたボールをピッチに素早く戻したボールボーイと握手を交わした。26日、英紙『デイリーメール』が報じている。

 20分までに2点のリードを許し苦しい展開となったトッテナム。前半アディショナルタイムにイングランド代表MFデレ・アリがゴールを記録。その後、50分にケインの同点ゴール、73分にはコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエのゴールで勝ち越し、77分には再びケインがダメ押しとなるゴールを記録し4-2で逆転勝利した。

 同紙が取り上げたのは50分のケインの同点ゴールの場面。一度は相手DFにサイドラインでクリアされたものの、ボールボーイがオーリエにボールを素早くリターン。その結果、体勢の整っていないオリンピアコスDFラインの裏をとったブラジル代表MFルーカス・モウラがケインへラストパスを送り同点に成功した。

 モウリーニョ監督は得点後、ボールボーイへと駆け寄りハイタッチを交わした後、彼を抱きしめた。この結果、モウリーニョ監督はCL復帰戦を逆転勝利で飾り、グループステージ突破を決めた。

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