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レッドスター、ヤングボーイズを戦車で出迎え炎上!?

写真提供: as

 27日、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ、セカンドレグが各地で行われ、セルビアのレッドスター・ベオグラードはホームにスイスのバーゼルを迎え1-1で引き分け、2戦合計3-3、アウェーゴールにより本大会出場を決めた。

 白熱した一戦となったこの試合だが、試合前のある出来事が話題となっているようだ。英紙『サン』やスペイン紙『アス』などが報じている。

 話題となっているのは、試合前にレッドスターのファンがスタジアム前にクラブカラーに塗られた戦車を設置したことだ。この戦車は90年代にユーゴスラビア戦争で使用された型の戦車であり、クロアチア国内では、自国に対する挑発であるといった声が上がっている。またファーストレグの際には、クロアチア国内の2つのバーで試合を見ていたセルビア人が襲撃されるなどといった事件が起きている。

 これに対してレッドスターのファンサイトは、クラブのスローガンを表したものでクロアチアに対する挑発ではないとコメント。またセルビアのネボイサ・ステファノビッチ内務大臣は、戦車はレプリカであり危険性は無く警察が動く必要もないとコメントした。