DF史上最高額となる8000万ポンド(約103億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したイングランド代表DFハリー・マグワイア。長年の課題だった最終ラインの問題を解決する選手として、大きな期待をかけられている。
現在26歳のマグワイア。順調にいけば、中期的にユナイテッドを支える選手となるだろう。今回は、ユナイテッド所属のCBと比較したマグワイアのスタッツをご紹介する。
ディフェンス面
空中戦
マグワイアの際立つ点はやはり空中戦の勝率。昨シーズンは118回の空中戦に勝利した。これはビクトル・リンデロフを約49回上回る数字だ。
マグワイアは約22分に1回のペースで空中戦に勝利している。リンデロフが37分、フィル・ジョーンズが27分、エリック・バイリーが49分であることを考えると、極めて優れた数字だということがわかる。ただ、ユナイテッドには1人だけマグワイアを上回る選手がいる。クリス・スモーリングだ。スモーリング20分に1回のペースで空中戦を制している。
タックル
意外に思うかもしれないが、マグワイア(90分あたり1回)がタックルの回数で上回る選手は1人もいなかった。リンデロフ、バイリー、スモーリングが90分あたり1.3回のタックルを記録し、ジョーンズが1.1回だ。
ちなみに、マグワイアとリンデロフは似たような数字を残している。両者は昨シーズンに6回のクリーンシートを記録。出場した試合で許した失点数も40で並んでいる。
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