ウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、過去にサッカーを辞めることを考えていたようだ。11日、英紙『ミラー』が報じている。
2008/2009シーズンにプロデビューを果たしたウィルシャー。前ミラン監督ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の言葉を借りるなら「イングランド人の闘争心とスペイン人のテクニックを併せ持った」同選手は、アーセナルの中盤でその天才ぶりを見せつけてきた。
しかし、ウィルシャーのキャリアの中で、常に立ちはだかったのが負傷だ。足首を中心に様々な個所に爆弾を抱え、プレーしている時間よりもリハビリ期間のほうが長いのではないかと思うほどだ。
そんなウィルシャーだが、息子のアーチ―君も病気がちで、苦しい時間を過ごしていたようだ。当時の様子を語っている。。
ジャック・ウィルシャー
「息子が床で痙攣しているんだ。僕がもと居た場所に戻るなんてできなかったよ。
リハビリの最初の4~5か月間は本当につらかった。入退院を繰り返し、息子と眠ることすらできなかったんだ。みんなのことなんかどうでもよかった。ぼくには息子だけの状態だったから。外の世界のスイッチを切ったんだ。
今は、できるだけ長くプレーしたいと思っているよ。本当にサッカーが好きで、それが僕の人生だから。息子の人生でもあり、家族の人生。僕たちはフットボールのファミリーなんだ。僕のゴールはチームに戻って、できる限り勝利を重ねることさ。」
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