浦和レッドダイヤモンズの天皇杯決勝・ベガルタ仙台戦に向けた前日の公開練習でチームの士気を高めた熱狂的なサポーターにどうやら日本国外からも注目が集まっているようだ。
浦和レッズは今週なかばに行われた天皇杯準決勝・鹿島アントラーズ戦前日と同様に、今回の決勝でも前日である8日を公開練習に切り替えており、約800名のサポーターが詰めかけたほか、グラウンドやクラブハウスには100を超える横断幕が貼り付けられた。
また練習時にオズワルド・オリヴェイラ監督が大勢のサポーターに向けて挨拶を行った後に試合さながらの雰囲気でチャントが歌われるなど、大一番に向けてサポーターと選手、監督、クラブッスタッフが再び一丸となっている。
浦和レッズのスタッフが撮影したこの“異例”とも言える公開練習の動画はオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトが自身のSNSにアップするとともに「天皇杯決勝前日のトレーニングは本当に素晴らしい雰囲気だ! #WeAreReds」とコメントを残している。
そしてさらにオーストラリアサッカー連盟(FFA)はこのナバウトのツイートを引用リツイートし「なんという見事な雰囲気なんだ! 幸運を祈っているよ!」とコメントを残した。
浦和レッズに関わる全ての人々の今季タイトル奪取、そして来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得にかける並々ならぬ思いは日本国内のみならずナバウトの母国であるオーストラリアまで広まっており、それだけ強大な影響力を誇っていることが改めて示された格好だ。
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