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ムバッペ「メッシとCロナの時代だけどバロンドールは…」

 パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペが『AFP通信』のインタビューに応じ、今年度のバロンドールについて口を開いた。

 ロシアワールドカップ(W杯)でフランス代表の主力として活躍したムバッペ。決勝での10代選手のゴールはサッカーの神様ペレ氏が1958年に記録して以降初だったこともあり、大きな話題を呼んだ。

 そんなムバッペは今年度のバロンドールについて、自身の考えを述べている。

「誰一人としてより良くプレーできていないし、彼ら(リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド)の時代が終わったとは言えないよ。誰かが彼らよりもより良い結果を残したときに終わりが来るだろう」

「僕は彼らがバロンドールを受賞するとは思わない。なぜなら今年はW杯イヤーだから優先されるんだ。だけど、純粋な気持ちで選手を選ぶとすれば、彼らなんだろうね。メッシ派欧州で最もゴールを奪い、ロナウドはチャンピオンズリーグで最も得点を奪った選手だからね」

「(バロンドール受賞)を信じてるよ。僕たちは大きなことを成し遂げたんだ。大げさな言葉だから不公平ではないと思う。だけど、フランス人が受賞できなかったら残念だ」

 フランス人選手が最後にバロンドールを受賞したのは1998年。W杯を制したジネディーヌ・・ジダンが栄光に輝いた。20年越しの優勝により、20年越しのバロンドーラーがフランスから生まれることになるのだろうか。