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UEFAの中枢にも中国マネー。金額は驚異の…

 欧州サッカー連盟(UEFA)は中国「アリババ」グループの「Alipay」と新たにスポンサー契約を締結したようだ。9日、アメリカメディア『CNBC』など複数メディアが報じている。

「Alipay」は中国モバイルペイメント業界で5割以上のシェアを誇る、世界最大の第三者決済サービス。その「Alipay」はUEFAと8年の契約でスポンサーシップを締結したようだ。UEFAが主催するEURO2020とEURO2024に加えて、ネーションズリーグのメインスポンサーを務めることが発表されている。

「アリババ」は2022年にグループ会社である「Alibaba E-Auto」が2022年までの契約でクラブワールドカップのメインスポンサー契約を結ぶなど、サッカー界での存在感を強めている。「ALipay」は2億ユーロ(258億2000万円)の出資を決めているようで、スポンサーとしての影響力は強いものになりそうだ。

 アジア圏に配慮したキックオフ時間の導入などが取り入れられている欧州主要リーグもあるだけに、国際マッチのキックオフ時間などにも影響が出始める可能性も0ではないだろう。