マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、クリスティアーノ・ロナウドを獲得したユベントスを称賛しているようだ。17日、イタリアのラジオ局『Tele Radio Stereo』がこれを伝えている。
ユベントスはバレンシアからDFジョアン・カンセロを獲得した際に同選手、かつクリスティアーノ・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がクリスティアーノ・ロナウドの“売り込み”を行って以降、一気に交渉が加速。日本時間10日深夜にレアル・マドリードが退団を公式発表した後に、ユベントスが同選手の獲得を明らかにした。また移籍金は1億2000万ユーロ(約153億円)にものぼるものとみられ、さらに年俸は3000万ユーロ(約39億円)であると伝えられている。
このビッグディールについて、かつてマドリードで2010年夏から3シーズンに渡りクリスティアーノ・ロナウドとともに仕事をしたモウリーニョ監督は「スペインには世界で2人の最も優れた選手がいた。今やひとりはスペインに、そしてもうひとりはイタリアにいる」という独特な言い回しで言及。
そして同監督は「もしインテル、ミラン、ローマをはじめとするユベントスのライバルクラブのユベントスに対する見方に変化があり、彼らがクリスティアーノ・ロナウド加入によりユベントスがさらに強くなることを受け入れなければ、彼らは何度も勝利するだろう。そしてセリエA全体のクオリティ、情熱や露出度に大きな変化が見られる可能性がある」と述べた後に「このような理由から、私はユベントスを褒め称える。完璧な取引だ」とコメント。
かつてインテル指揮官としてセリエAの世界に足を踏み入れた経歴を持つモウリーニョはユベントスのクリスティアーノ・ロナウド獲得のリーグ全体に及ぼす影響が非常に大きいものであるという見解を示している。
今回の電撃移籍には世界中のフットボールファンから大いなる注目が集まっているが、モウリーニョをはじめとする世界的名将がどのような考えを持っているのか非常に興味深いところだ。
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