セリエA ミラン

ミラン、中国資本にピリオドか。72時間以内に米ヘッジファンドにオーナー変更の可能性

 ミランはヨンホン・リー氏からアメリカの大手ヘッジファンド「エリオット・マネジメント」にオーナーが変わる可能性が非常に高いようだ。9日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ・イタリア』など複数メディアが報じている。

 リー氏は昨年4月13日にエリオット・マネジメントからミランを担保にミランを買収。昨年夏には大幅は補強を行うなど、注目を集めてきた。しかし、同氏が設定された期日に返済を行えなかったことで、経営権がエリオット・マネジメントに移ろうとしている。

 エリオット・マネジメントがミランの経営をするのか、または売却に移るのかは決まっていないが、クラブの立て直しをしてから売却するであろうとみられている。

 リー氏はジョルジュ・メンデス氏とつながりの強く、欧州クラブ協会のメンバーでモナコのオーナを務めるロシアの大富豪、ドミトリー・リボロフレフ氏を頼みの綱として、残りの返済を行おうとしているようだ。しかし債務不履行となった今、エリオット・マネジメントは相手にしないとみられている。