元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏はワールドカップ・ロシア大会。準々決勝・スウェーデン戦で低調なパフォーマンスに終わったマンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングを擁護しているようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。
スターリングは日本時間7日晩に行われたスウェーデン戦に先発出場したものの、2度の決定機を逸するなど自身の決定力不足を露呈。試合後にはSNS上で数多くのファンから同選手を批判する声があがっているが、この批判に対しては元イングランド代表のガリー・ネビル氏が「SNS上でのスターリングへの批判には嫌気が差す」というコメントを残している。
そしてベッカム氏もガリー・ネビル氏のコメントを報じたスカイスポーツの記事のスクリーンショットを自身のSNS上に貼り付けるとともに「このような批判を見たことはないが、たとえ何があったとしても(批判することは)あってはならないことだ。我々はワールドカップでセミ・ファイナルまで勝ち上がっている。どの選手も称賛されるに値する。国全体として我々は団結している」というコメントを残している。
ベッカム氏やガリー・ネビル氏が代表チームの一員として成し遂げていなかったベスト4入りにイングランドでは歓喜が湧き起こっているものの、今回のスターリングに対する批判はそんなムードに水を差す行為であるように感じるファンも多いだろう。
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