リーグ・アン プレミアリーグ

PSG、今夏に150億円でトッテナムからエリクセンを引抜きへ

 パリ・サンジェルマン(PSG)は、今夏の移籍市場でトッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得に乗り出すようだ。4日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 2013年にアヤックスからトッテナムへと移籍したエリクセンは、攻撃的なMFとしてチームの中心となってプレーしている。今季、プレミアリーグではここまで34試合で10ゴール11アシストを決めており、御膳だでをするだけではなく、自身でもミドルシュートなどを武器に積極的にゴールを狙っている。

 そんな同選手に対して、PSGが今夏の移籍市場で獲得できないかと迫っているようだ。今季、バルセロナから史上最高額となる2億2200万ユーロ(約290億円)でブラジル代表FWネイマールを、そしてそれに次ぐ1億8000万ユーロ(約235億円)でモナコからフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得した(元々はレンタル移籍だが、今季途中に買取が決定)。

 これらの大型補強は、同クラブがチャンピオンズリーグで優勝したいという強い想いから行われたものであったが、今季はグループステージでは圧倒的な強さを発揮したものの、ベスト16で王者レアル・マドリードを相手に歯が立たず、敗退した。

 来季こそはなんとしてでも悲願の初優勝を達成したいと思っているPSGは、エリクセンを招き入れることで近づくことができると考えているという。もし仮に同選手が6月にロシアで開催されるワールドカップで活躍すればより獲得は厳しくなると見られているが、果たしてどのようになるのだろうか。大きな注目が集まる。