ラ・リーガ レアル・マドリード

主力温存で快勝のレアル、過去10年間のPK得点数が欧州最多に。2位に続くのは…

 レアル・マドリードは3-0で快勝した現地時間31日のラス・パルマス戦で2つのPKを決め、過去10年間で欧州で最も多くのPKを決めたチームになった。31日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 火曜日にUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのユベントス戦を控えるマドリードはこの日、FWクリスティアーノ・ロナウド、MFトニ・クロースら主力の一部がベンチ入りせず。それでもFWガレス・ベイルが26分に先制点を挙げると、その後FWカリム・ベンゼマとベイルがそれぞれPKを決めた。

 普段PKキッカーを務めるロナウドが不在だったため、1つ目のPKではベイルがボールを渡すようベンゼマに話しかけたが、元フランス代表のストライカーは譲らなかった。しかし争いに発展することはなく、2つ目のPKではベンゼマがベイルにボールを渡している。

 この日の2つのPKにより、過去10年間でマドリードは91回のPKを獲得し77得点を挙げたことになる。PKによる得点数としては欧州最多で、成功率は84%に上る。

 2位はミランで、マドリードを上回る93回のPKを獲得しそのうち75回に成功している。その後には66ゴールのローマ(PK81回)とパリ・サンジェルマン(PK74回)、65ゴールのバルセロナ(85回)が続いている。