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バルセロナ、グリーズマン獲得に向けて秘策を用意。デンベレを譲渡し合意を目指す

 バルセロナは、アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを獲得するために、フランス代表FWウスマン・デンベレを差し出す可能性があるようだ。22日にスペイン『ドン・バロン』が報じた。

 かねてよりアトレティコ・マドリード退団が囁かれているグリーズマン。実際、昨年の夏にはマンチェスター・ユナイテッド行きが強く噂されながらもクラブが補強禁止処分を受けていたという事を考慮し、結局残留を決意した。

 ただ、現在もなおグリーズマンの移籍の噂が消えることはなく、今年の夏にはバルセロナに加えてレアル・マドリードも獲得に向かうのではないかと言われている。同選手を巡って移籍市場で勃発するであろう“クラシコ”に勝利すべく、バルセロナはある秘策を用意しているようだ。

 それは、昨年の夏に1億1100万ユーロ(約145億円)でドルトムントから獲得したものの、怪我の影響もあって高額な移籍金に見合った活躍をしきれていないデンベレを譲渡するというものだという。これによって交渉を少しでも有利に進めたいと考えているようだ。ワールドカップまでには去就をはっきりさせたいと述べていたグリーズマンの今後の動きに注目が集まる。