レアル・マドリードがインテル主将のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ獲得に興味を示していることは多々報道されてきた。そしてアルゼンチン代表のホルへ・サンパオリ監督がこれに関する同選手の現在の心境をスペイン紙『アス』に語った。30日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
不振が続いていたマドリードが補強のために今冬移籍市場でイカルディの獲得を目指している。当初の報道はこのようなものだ。しかし、マドリード側に大きな動きもなくただの噂で終わるのではと予想されていた。実際、移籍市場もあとわずかだ。
そのこともありインテル・ファンはこの点取り屋を失うなどとは考えていなかったのだろう。そのファンたちの心を大きく揺さぶる事件が29日より続いている。まず最初にイカルディが自身のインスタグラム上に投稿した意味ありげな写真だ。
写真には「別れを告げることができるとは、成長するということだ」とのメッセージが書かれている。ある歌から抜粋したこのフレーズにファンたちの憶測が飛び交った。最終的には移籍がほぼ確実視されているクロアチア代表マルセロ・ブロゾビッチあてだと、騒ぎは収まった。
かのように見えた。ファンの心配をさらに大きくさせたのはサンパオリ監督の発言だ。同監督は代表候補選手たちに合うために来欧していた。そしてもちろんその中にイカルディも含まれている。そして、何を伝えたかと聞かれたサンパオリ監督はこう答えた。
「まず気を緩めるなということ、そしてもし調子がよければ召集するということだ。彼はレアル移籍も近いんじゃないかな。かなり惹かれていたよ」
もしこれが本当だとしても今冬での移籍はまずないだろう。しかし、どちらにせよインテルファンたちそしてもちろんクラブ自体にも大きな悩みの種になりそうだ。
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