
カンプ・ノウ 写真提供:Getty Images
バルセロナへパルメイラスから移籍したコロンビア代表DFジェリー・ミナの公式発表が13日カンプ・ノウであった。その際に同選手は素足になりピッチ上を歩き、祈りをささげた。これはパフォーマンス的なものではなく同選手の敬虔さ、信仰の深さを表すものだ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
彼がとったこの“儀式”は旧約聖書中の一書である申命記第11章24節からくる。それは「あなた方が足の裏で踏むところはみな、あなたがたのものとなり、あなたがたの領域は荒野からレバノンに及び、また大川ユフラテから西の海に及ぶだろう」というものだ。
この”儀式”の始まりはインディペンデンス・サンタフェのスピリチュアル・アドバイザーであったサンドラ・メリーノ氏が選手たちに進めたことから始まった。そして2014年から2016年まで同クラブに所属していたミナはメリーノ氏に信仰を持ち続けることを約束したのだ。
チームから離れたあとも彼はピッチを素足であるこ“儀式”をやめることはなかった。そして同選手は世界中の誰もがあこがれるチームに加入し、カンプ・ノウのピッチを“足の裏で踏んだ”のだ。大きく、確かな“はじめの一歩”である。
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