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元イタリア代表カンナバーロ氏、再び広州恒大監督に就任。目指すはアジアチャンピオン

 元イタリア代表ファビオ・カンナバーロ氏が、中国スーパーリーグ広州恒大の新監督に就任することが正式に発表された。9日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 2014年11月から約7ヶ月間、元イタリア代表監督マルチェロ・リッピ氏の後任として広州恒大を率いていたカンナバーロ氏。その後2015年10月にサウジアラビアのアル・ナスルで監督を歴任。しかしわずか4ヶ月でチームを去り、再び中国へ新天地を求めた。

 2016年6月から中国リーグ2部の天津権健で指揮を執ると、就任1年目で1部に昇格。2017年には1部リーグで3位とチームの躍進に貢献している。

 そして今月9日、ルイス・フェリペ・スコラーリ氏の後任として、2年ぶりに広州恒大の指揮官に再就任することが決まった。カンナバーロ氏は、中国1部リーグを7連覇中の強豪を率いて、さらなるリーグ連覇とアジアチャンピオンを目指すことになる。

 カンナバーロは自身のSNSで「広州に戻ることをとても誇りに思っている。与えられたチャンスに感謝します」と、新たな挑戦への喜びを綴っている。