プレミアリーグ リバプール

グアルディオラ、ダービー敗戦で監督キャリアの失点記録を更新

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は先週なかばのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ・リバプール戦、そして日本時間7日深夜に行われたマンチェスターダービーと連敗を喫しているが、自身の監督キャリアにおいて初めて公式戦2試合連続で3失点以上を喫したようだ。8日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

 シティはホーム・エティハドスタジアムでのダービーマッチに勝利すればプレミアリーグ制覇がかかっていたものの、後半にまさかの3失点で逆転負けを喫している。これにより、シティの優勝は次節以降に持ち越しとなっている。また、先週なかばにもエジプト代表FWモハメド・サラーをはじめとするリバプールの強力なフォワード陣に前半だけで3失点を許しており、CL準決勝進出が危ぶまれる結果となっていた。

 グアルディオラ監督は2008年夏にバルセロナBチーム指揮官からトップチーム監督に就任すると、以降バルセロナで4シーズン、バイエルンで3シーズン過ごし、現在はシティで2年目となるシーズンを戦っている。これまでバルセロナではリーガ・エスパニョーラ3連覇、2度のビッグイヤー獲得、そしてバイエルンではブンデスリーガ3連覇と華々しい戦績を残しているからこそ、今回の「2試合連続3失点以上」という記録が取り上げられるのだろう。