
徳島ヴォルティス、ガンバ大阪元監督であるダニエル・ポヤトス氏が、Jリーグのレベルの高さを力説。ヴィッセル神戸からラス・パルマスへ完全移籍したFW宮代大聖をはじめ、日本人選手のクオリティーを高く評価している。
ポッドキャスト番組『Pausa de Hidratacion』では、11日にポヤトス氏へのインタビュー動画が配信。その中で同氏は現在の日本サッカーのレベルを訊かれると、「日本サッカーは過小評価されていると思います。日本やJリーグに敬意を払っていない人が多いんです。普通に考えてもそうですし、実際に日本へ行けば、それを実感します」とした上で、Jリーグのレベルや日本人選手のプレースタイルについて以下のように述べている。
「日本人選手は身体的な特徴という点で、サッカーに非常に適しています。スピードがあり、動きが機敏で、持久力にも優れています。日本代表はすでにワールドカップでその実力を証明しています。ドイツやスペインにとっても、日本は厄介な相手になり得ます。ブラジルにも、ワールドカップ前の試合では勝利しました。ただし、本大会では敗れましたね」
「日本には才能のある選手が数多くいます。それなのに、Jリーグは正当に評価されていないと感じます。私の考えでは、Jリーグはアジアで最高のリーグです。もちろん、最も資金力があるリーグという意味ではありません。サウジアラビアには、皆さんもご存じのとおり、世界的な大物選手が集まっていますからね。しかし、試合の競争力、スタジアムの環境、ピッチの質など、さまざまな面でJリーグは本当に素晴らしいリーグです」
また、ポヤトス氏は相次ぐ日本人選手の欧州移籍にも言及。「日本人は非常に規律正しく、率直で、働くことをやめません。そして、日本人選手はかなり成長しています」と評した上で、以下のように語った。
「日本のクラブは、国内にいるだけでは選手が成長するのに限界があることをよく理解しています。そのため、可能であれば選手をできるだけ早くヨーロッパへ送り出そうとします。選手が海外へ移籍できるよう、クラブ側が積極的に後押しするんです」
「監督の立場からすれば、『優勝争いをしているのに、なぜ今、選手を売却するんだ。売らないでくれ』と思うこともあります。リーグ戦やカップ戦でタイトルを獲得できそうな状況で、主力選手を手放すわけですからね。しかし、日本のクラブは、選手を育成し、日本代表に送り出すという明確な考えを持っています」
「そうした意味で、日本サッカーは着実に成長してきました。継続的に取り組んできた結果ですし、非常にレベルの高い選手も数多くいます。例えば、宮代(大聖)がラス・パルマスに加入した際、彼について多くの人が話題にしていましたが、私にとってはまったく驚くことではありませんでした。今さら後付けで言っているわけではありません。彼が日本でプレーしていた頃から、その実力を知っていたからです」
徳島やG大阪で多くの日本人選手を指導したポヤトス氏。「日本はサッカーの世界で大きく進化した国です。過去50年間で、世界で最も進歩した国の一つ、あるいは最も進歩した国なのではないかと思います。少なくとも、これほどの成長を遂げた国は、私にはすぐに思い浮かびません」と、手放しに称賛している。
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