Jリーグ 京都サンガ

京都と1年契約。ムリロがJリーグ挑戦のワケ激白「暑さに悩む」と発言も

ムリロ・コスタ 写真:Getty Images

 ブラジル人FWムリロ・コスタは、MF藤本寛也所属のポルトガル1部ジル・ヴィセンテFCを退団した後、8月8日に京都サンガへ完全移籍。Jリーグ挑戦の理由を語るとともに、日本特有の酷暑にも言及した。

 現在29歳の同選手は、身長176cmで左利きのウインガー。これまでブラジル国内クラブを渡り歩いていたが、2017年夏以降は欧州でプレー。2020/21シーズンには日本代表MF久保建英に替わるアタッカーとして、マジョルカに在籍すると、翌2021/22シーズンから3年にわたりジル・ヴィセンテでプレー。2023/24シーズンはリーグ戦26試合のスタメン出場で4ゴール5アシストと結果を残していた。

 ポルトガルメディア『o Gol』で8月30日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は以下のように京都移籍の理由を語ったという。

 「リーグの競争力、アジア屈指のリーグとして重みがあること、そして生活面の良さだね。 Jリーグでプレーすることがいかに重要なのかは、ポルトガルでキャリアを積んだ多くのブラジル人を見れば分かるはずだよ」

 「Jリーグの試合は競争力があって激しい。最後の1分まで結果がどうなるか分からない。日本人選手のクオリティーは高いよ。京都では、いつもとは違う暑さに悩んでいるけどね」

 なお『o Gol』によると、ムリロと京都は2025シーズン途中までの1年契約を結んだとのこと。記事では「ムリロのもとには、ポルトガルやスペインのクラブを含め、“事実上すべての大陸”からオファーがあった。多くのことを教わったポルトガルでの日々に感謝しながらも、新たな目的地を選んだ」と、京都移籍前にオファーが殺到していたこともあわせて伝えている。