FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)でブラジル代表を率いていたチッチ氏に、Jリーグクラブ監督就任の可能性が浮上。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズに敗れたアル・ヒラルも同氏の新天地候補に挙がっているようだ。
チッチ氏はブラジルやUAE国内の複数クラブを率いた後、2016年6月からカタールW杯終了までブラジル代表を指揮。FWネイマール(パリ・サンジェルマン)をはじめスター選手を指導する中、国際Aマッチ81試合で61勝13分7敗。ただ2018年のロシアW杯でベスト8に終わると、カタールW杯でも準々決勝でクロアチア代表相手にPK戦の末に敗北。昨年12月にブラジル代表監督を退任している。
ブラジルメディア『De Primeira』の報道によると、チッチ氏はブラジル1部コリンチャンスからのオファーを拒否。現在はサウジアラビア1部アル・ヒラル、ギリシャ1部オリンピアコス、トルコ1部フェネルバフチェにくわえてとあるJリーグクラブとも交渉しているという。
一方でアル・ヒラルは今月6日のACL決勝2ndレグ浦和戦に敗北。タイトルを逃すと、ラモン・ディアス監督が退任。チッチ氏ら複数名が次期監督候補にあがる中、現時点ではトルコ1部フェネルバフチェ監督のジョルジェ・ジェズス氏の招へいを最優先に掲げているという。
直近数年間でブラジル人指導者を招へいするJリーグクラブが減る中、どのクラブが大物監督の招へいに動いているか注目が集まる。
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