サッカー日本代表は今月28日、キリンチャレンジカップ2023コロンビア戦で1-2と逆転負け。森保一監督がFW浅野拓磨(VfLボーフム)に“森保メモ”を渡したことが話題を呼ぶ中、指揮官に海外メディアから厳しい目が向けられている。
日本代表は3分にMF三笘薫(ブライトン)のヘディングシュートから先制も、33分にDFジョン・デュラン(アストン・ビラ)に同点ゴールを献上。61分にFWラファエル・ボレ(アイントラハト・フランクフルト)の鮮やかなオーバーヘッドからゴールネットを揺らされ、1-2で敗れた。
ブラジルメディア『グローボ』は、コロンビア戦出場の日本代表選手と森保監督の採点を実施。指揮官にチーム内最低となる「5点」(10点満点中)の評価を与えると「先発メンバーは正しかったが、試合の進め方が間違っていた。序盤の先制点を奪った後、リードを保つ方法を分からず、逆転されるまでコロンビア代表に主導権を握られた」
「森保監督の交代策により、それまで機能していた守備陣が崩壊した。指揮官は試合に勝つためというよりも、選手を試すために交代カードを切ったのだ」と指摘した。
浅野に渡してメモを通じて、戦術変更を指示した森保監督。試合後にはSNS上で「メモ渡しただけだと、選手混乱する…」、「コロンビア戦の敗因は森保メモ」といった厳しい声が飛び交っているだけに、指揮官自身も2026年のFIFAワールドカップにむけての課題を抱える格好となった。
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