日本代表選出のプレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属MF三笘薫には、アーセナル移籍の可能性が取りざたされている。しかし同選手には、イギリス国外のビッグクラブも関心。契約延長により、ブライトン内で最も高額の年俸を受け取る可能性もあると報じられている。
イタリアメディア『カルチョメルカート』は今年1月に、アーセナルからの関心を報道。ブライトンの移籍金設定額を3100万ポンド(約50億円)と伝えているが、現地ではマンチェスター・シティ移籍の可能性も報じられていた。
ただ一方で英メディア『90min』は今月13日になって、「ブライトンが同選手に長期契約のオファーを提示する予定」と報道。2025年6月まで契約を残す中、両者がすでに契約延長交渉を行っていると伝えている。
三笘薫の動向には、イギリス人ジャーナリストのグレーム・ベイリー氏も注目している。ベイリー氏は英メディア『チームトーク』の独占インタビューにおいて「三笘薫は今季のプレミアリーグでトッププレーヤーのひとりであり、まさにイングランドでブレイクしているスターだ」と評価。
「ヨーロッパ中のビッグクラブが彼に注目していることは別に驚くことではなく、事実だ。もし彼が市場に出ていたら、クラブを選べるだろう。レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティは、三笘薫の成長に関心を持っている」と語っている。
ただベイリー氏は、三笘薫がブライトンに残留する可能性にも言及。「ブライトンはたった1年で彼を売却するつもりはなく、新たな契約を結ぼうとするだろう。彼はブライトンで最も年俸が高い選手になる可能性があるし、それに十分値するパフォーマンスを発揮している」と、最高給取りになる可能性があると主張した。
なお三笘薫は今季ここまでプレミアリーグ20試合の出場で6ゴール3アシストをマーク。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)につづき、今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表に選出されている。
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