カタール1部アル・ラーヤン所属の日本代表DF谷口彰悟は19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)西地区の決勝トーナメント1回戦アル・ドゥハイル戦でフル出場。PK戦でゴールを決めたものの、かつて柏レイソルでプレーしていたケニア代表FWマイケル・オルンガとの“元Jリーガー対決”で敗れた。
アル・ラーヤンは延長後半の107分、カタール代表FWムハンマド・ムーンターリーに先制ゴールを許したものの、延長後半終了間際の120+3分にMFスティーヴン・エンゾンジのゴールで追いつく。ただPK戦では7人目のカタール代表DFカリム・ブディアフが失敗。アル・ドゥハイルはオルンガを含む7人全員が成功し、アル・ラーヤンとの激闘を制して準々決勝進出を決めた。
谷口彰悟は120分通じて10度のクリア、2度のシュートブロック、パス成功率79%をマークしたものの、3度にわたる空中でのデュエルすべてで敗北。シュート本数ゼロに終わったが、採点サイト『Sofascore』で10点満点中「7.1」と高評価を受けている。
一方のオルンガは120分通じてシュート4本を放ち、うち1本を枠内に飛ばしている。また地上でのデュエルは5度中1度しか勝利できなかったものの、空中戦では4度中3度で勝利。谷口彰悟と同じく「7.1」と及第点以上の評価を与えられた。
なおこの一戦は、プロフェッショナルレフェリーかつ国際審判員である荒木友輔氏が主審を担当。谷口彰悟、オルンガ、荒木友輔氏とJリーグではおなじみの顔触れが揃っただけに、ツイッター上では「みなさんお疲れ様でした!」、「オルンガやっぱり別次元」、「谷口彰悟がオルンガ封じた」といったコメントが数多く見られている。
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