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伊東純也を酷評…仏紙「スタッド・ランスの攻撃を妨害」PK巡る判定で激怒

伊東純也 写真:Getty Images

 スタッド・ランス所属のカタールW杯日本代表FW伊東純也は18日、リーグアン(フランス1部)のOGCニース戦で無得点。試合終了間際にPKを巡る判定でニース所属DFダンテと睨み合いになったことで注目を集める中、現地メディアから厳しい評価を受けている。

 伊東純也は右サイドハーフでフル出場も精彩を欠き、シュート本数が1本にとどまった。また87分にはペナルティエリアの狭いスペースでパスを受けてドリブルを仕掛けようとしたところ、ダンテと接触して転倒。すぐに立ち上がると、グラウンダー性のクロスにダイレクトで右足を振りぬいたが、シュートを枠内に収めることはできなかった。

 フランスメディア『ゲット・フットボールニュース』は試合後、両チームの選手採点を実施。伊東純也に対して10点満点中「3」と及第点以下の評価を与えるとともに、「スタッド・ランスが敵陣でボールを保持することが少なかったことを踏まえると、もっと効果的なプレーをする必要があった」

 「伊東純也は何度もゴールに向かう味方の動きを妨げる原因になっていた。ボールタッチで精彩を欠き、パスも非常にルーズだった」と指摘している。

 その伊東純也はシュートを外した後、直前の転倒シーンがPKに値するとアピール。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)介入でノーファウルと判定されたが、プレー再開直前にダンテに詰め寄られ、一触即発の状況となっていた。