サウジアラビア1部アル・イテハド所属のブラジル人MFイゴーリ・コロナド(30)には、今年6月にフリー移籍する可能性が浮上。JリーグやMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)など複数クラブが同選手の獲得に動いているようだ。
ブラジルとイタリアの国籍を有するコロナドは、身長170cmの攻撃的MF。セリエB(イタリア2部)のトラーパニやパレルモ、UAE1部シャールジャFCなどをへて、2021年7月からアル・イテハドでプレーしている。
そのアル・イテハドでは、2021/22シーズンにリーグ戦30試合中15試合の先発出場ながらも5ゴール10アシストをマーク。2022/23シーズンはここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で4ゴール6アシストと、チームの優勝争いに大きく貢献している。
ブラジルメディア『iG Esporte』の報道によると、アル・イテハドはコロナドとの契約延長交渉を行っているが、選手サイドが契約延長に応じるか現時点では不透明とのこと。欧州や日本、アメリカ、オーストラリア、サウジアラビアのクラブが選手サイドにコンタクトをとっているという。
またブラジル国内クラブでは、サンパウロ、CRフラメンゴ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴFRなどがコロナドに関心を寄せている模様。しかし同選手はブラジル国外でのプレー続行を望んでおり、母国復帰の可能性は低いという。
サウジアラビア1部リーグでは、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルが首位に立っているものの、2位アル・イテハドや韓国代表GKキム・スンギュ擁する3位アル・シャバブと勝ち点「40」で並んでいる。
またアル・イテハドは先月末、サウジアラビア国内カップ戦準決勝でアル・ナスルに3-1と勝利。決勝ではコロナドのアシストもあり、アル・フェイハを2-0で下して今季初タイトルを獲得している。
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