ベルギー1部リーグで10名以上の日本人選手がプレーする中、MF松尾佑介(25)も明治安田生命J1リーグ・浦和レッズからKVCウェステルローへ期限付き移籍。今月11日のリーグ戦でデビューする可能性がある。
KVCウェステルローのヨナス・デ・ルーク監督は松尾佑介について「賢くて、多才で、技術面でも素晴らしい。複数ポジションでプレーできる」と評価。ただ一方で「まだ慣れるのに時間が必要だが、彼の準備が整うまで日々指導していく。トレーニングで自分の力を証明しなければならないが、チームの戦力になってくれると確信している」と競争を勝ち抜く必要性を説いていた。
そんな中、KVCウェステルローは11日に行われるベルギー1部リーグ第25節・KAAヘント戦の招集メンバーを発表。前節ベンチ外だった松尾佑介が初めてメンバー入りしており、ベルギーでのデビューが期待される。
KVCウェステルローは今季ここまでベルギー1部リーグで10勝5分9敗。優勝プレーオフ圏内の4位クラブ・ブルッヘから勝ち点7差の7位につけている。また直近5試合では1勝2分2敗であるほか、対戦相手に応じてシステムを変更している。
なおベルギーメディア『GVA』は、松尾佑介とKVCウェステルローの契約内容について「彼は2022/23シーズン終了後までのレンタル移籍により、KVCウェステルローに加入する。買い取りオプション行使の場合には、新たに2年契約を結ぶことになる」と伝えている。
コメントランキング