明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸からブラジル2部クルゼイロへレンタル移籍していた元U20ブラジル代表FWリンコン(21)は、今月24日までにクルゼイロ退団が決定。現地では、ヴィッセル神戸復帰の可能性が報じられている。
同選手は今年8月にクルゼイロへ加入したが、ブラジル2部リーグ13試合中4試合の先発出場で1ゴール。クラブが1部昇格を果たす中レギュラー定着とは至らず、以前からクルゼイロの来季構想から外れていると伝えられていた。
また現地メディアの報道によると、レンタル期間は来年12月まででありヴィッセル神戸が年俸の一部を負担しているとのこと。買い取りオプションが付帯されているほか、クルゼイロが今季終了後に同選手を返却するオプションも盛り込まれているという。
するとブラジルメディア『Super Esportes』は24日に「クルゼイロでは、すでに17選手の退団が決まっている」と報道。退団選手を紹介する中、リンコンの今後については「ヴィッセル神戸へ復帰する」と綴っている。
一方、ブラジルメディア『Somos Fanaticos』が今月4日に伝えたところによると、リンコンにはブラジル国内の複数クラブが関心を寄せているとのこと。選手本人はブラジル国内でのプレー続行を望んでいるという。
なおヴィッセル神戸とリンコンの契約内容については「年俸80万ドル(約8300万円)による3年契約、2年間の契約期間延長オプション付き」と報じられている。またヴィッセル神戸はリンコン獲得により、CRフラメンゴに移籍金やボーナスなど総額300万ドル(当時約3億3000万円)を支払ったとみられている。
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