明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、以前からキプロス1部パフォスFC所属のフィンランド代表MFオンニ・ヴァラカリ(22)への関心が伝えられていたが、新たな動きがあったかもしれない。
身長187cmでトップ下を主戦場とするヴァラカリは、母国フィンランドやノルウェーでのプレーをへて、2020年1月にパフォスFCへ加入。2020/21シーズンに15ゴールをあげると、2021/22シーズンもリーグ戦22試合中19試合に先発出場して9ゴール4アシストをマークしていた。
またフィンランド代表では2020年11月にデビューすると、EURO2020(欧州選手権)でメンバー入り。FIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選やUEFAネーションズリーグの舞台でプレーするなど、頭角を現している。
ポーランドメディア『Meczyki』は先月23日、ミラン、ポルトガル1部ベンフィカ、ギリシャ1部PAOK、セレッソ大阪など複数クラブが同選手獲得にむけてパフォスFCにコンタクトをとったと報道。先月末には、ポーランド1部ラクフ・チェンストホヴァが移籍金50万ユーロ(約7100万円)のオファーを提示したものの、パフォスFCが却下したと伝えられている。
一方でセレッソ大阪は、ベトナム代表GKダン・バン・ラム(28)に退団の可能性が浮上。ダン・バン・ラムの代理人は今月19日、セレッソ大阪のクラブ施設訪問を自身のインスタグラムアカウントを通じて報告。ベトナム国内メディアは「セレッソ大阪と代理人による今回の会談では、間違いなくダン・バン・ラムの将来について議論を交わしている」と伝えていた。
その中、ダン・バン・ラムの代理人はインスタグラムのストーリーズで1枚の写真を投稿。代理人本人とセレッソ大阪のウェアを着たスタッフが、パフォスFCのユニフォームを持って記念撮影をしている。また代理人はインスタグラムの投稿で「Thank you for your hospitality(おもてなしありがとう)」と一言コメントを残しているのだ。
ダン・バン・ラムの代理人とヴァラカリの関連性は不明だが、ダン・バン・ラムをはじめ複数選手のエージェント業務を手掛ける『YFT Football Agency』はキプロス共和国の古都パフォスに本社を構えている。ヴァラカリもパフォスでプレーしているだけに、同選手の動向に注目が集まる。
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