明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは今月1日、日本代表FW上田綺世(23)のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)サークル・ブルッヘへ完全移籍することにより、クラブ間合意に達したと公式発表している。その中、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が同選手の今後の予定を伝えた。
上田綺世はスイス1部バーゼル、ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルクやシャルケ、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)スポルティングCPからの関心が伝えられていた。しかしサークル・ブルッヘは今月1日、同選手と2026年6月までの4年契約を結んだと公式発表。現地の複数メディアは、移籍金が100万ユーロ(約1億4000万円)と伝えていた。
そんな上田綺世は、2日開催のJ1リーグ第19節・柏レイソル戦でベンチ外に。すると『Het Nieuwsblad』は「今、主に期待されているのは、金曜日(今月1日)に獲得した日本人ストライカー、ウエダが早く合流できることだ。彼はまず週末にメディカルチェックを受ける予定だ」と報道。同選手がまもなく新天地に合流する予定であると伝えている。
サークル・ブルッヘは先月13日に2022/23シーズン開幕にむけてのプレシーズントレーニングを開始。すでにトレーニングマッチを数試合消化しているほか、今月2日にはPSVアイントホーフェンとトレーニングマッチで2-2と引き分けている。
また、サークル・ブルッヘは今月24日に2022/23シーズンのジュピラー・プロ・リーグ開幕節・ウェステルロー戦を控えている。シーズン開幕まで残り3週間となっているだけに、上田綺世は練習試合で数少ないチャンスをものにすることが求められそうだ。
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