アビスパ福岡所属のブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)が、明治安田生命Jリーグでのプレーに対する充実感を語った。7日、ブラジルメディア『VAVEL』が伝えている。
ルキアンは昨季J2リーグ得点王に輝くと、昨年12月にジュビロ磐田からアビスパ福岡へ完全移籍。アビスパ福岡でも絶対的ストライカーとしての活躍が期待されていたが、今季はここまでリーグ戦でわずか2ゴールにとどまっている。
ただ、先日にはツイッター上で批判を受けると「まず、温かいメッセージを下さったサポーターの皆さんに感謝します。私は落ち着いています。批判を気にしていたら、今頃は日本にいなかっただろうし、サッカー選手になれなかったと思います。今回のリツイートは、自分のモチベーションの材料として記録する為にしただけです。私は誰よりも自分の能力を信じ、日々成長するために取り組んでいます」
「私は落胆したり、自分を信じていない日がくる事はありません。努力をしてここまで辿り着くことに成功する選手は少ないです。だから今までやってきたことは無駄ではありません。常にベストを尽くすことに集中しています。私は何よりプロであり、ここ福岡や他のどこに行っても、、常にベストを尽くすことを意識して練習や試合に臨みます!」(原文ママ)と投稿。自身の心境やプロサッカー選手としての姿勢を綴り、反響を呼んでいた。
そんなルキアンは母国メディアのインタビューで「シーズン通じてチーム全体のパフォーマンスが向上するように、僕たちは取り組んでいるんだ。2022年にアビスパ福岡とともに成長して、目標を達成するための条件は揃っているよ」と語っている。
つづけて「日本サッカーの世界で過ごしている時間は、とても特別だね。この国で成長し続けて、目標を達成するためにずっと一生懸命頑張ってきたんだよ」とコメント。Jリーグでのプレーを続けていることに対する心境を明かした。
アビスパ福岡はここまでJ1リーグで16試合を消化。勝ち点19を獲得して12位につけている。チーム全体のゴール数が「11」とリーグ最少であるだけに、ルキアンの完全復調が待たれる。
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