横浜F・マリノスは今月19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージ第2節で全北現代(韓国1部)を相手に0-1で敗れた。韓国紙『朝鮮日報』は韓国勢が東南アジアのクラブに相次いで敗れたことも触れた上でこの試合を振り返っている。
横浜F・マリノスはACLグループステージで全北現代(韓国1部)、シドニーFC(オーストラリア1部)、ホアンアイン・ザライFC(ベトナム1部)と同組に。ベトナム南部・ホーチミンでの集中開催となっており、今月16日に行われた第1節・ホアンアイン・ザライFC戦では2-1で勝利していた。
そして全北現代戦では前線を中心に先発メンバーの入れ替えを実施。31分にPKから先制点を許すと、その後はボール支配率を高めて攻勢を強めたが、最後までゴールを奪えず敗れている。
一方、全北現代以外の韓国3クラブは18日開催のグループステージ第2節でいずれも敗戦。全南ドラゴンズがBGパトゥム・ユナイテッド(タイ1部)に0-2で敗れると、元日本代表MF天野純(30)を擁する蔚山現代はジョホール(マレーシア1部)相手に1-2と金星を献上。さらには大邱FCがライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール1部)に0-3で敗れるなど、韓国国内から落胆の声が上がっていた。
『朝鮮日報』は全北現代が横浜F・マリノス相手に勝利したことについて「前日、東南アジア勢に壊滅的な打撃を受けた」と韓国他クラブの敗戦に触れた上で「全北現代がKリーグのプライドを守った」と報道。韓国サッカー界にとって重要な意味を持つ1勝と捉えているようだ。
なお、横浜F・マリノスは今月22日にシドニーFCとの対戦。一方グループ首位の全北現代はホアンアイン・ザライFCと対戦する。今大会は東南アジア勢の躍進ぶりが目立っているだけに、全北現代にとってホアンアイン・ザライFCは決して侮れない存在だ。
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