ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・アントワープに所属する日本代表MF三好康児(24)は、ハムストリングの負傷により戦列を離れている。その中、ブライアン・プリスケ監督は三好康児の現状に言及した。16日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
同選手は川崎フロンターレから北海道コンサドーレ札幌や横浜F・マリノスへの期限付き移籍をへて、2019年夏にアントワープへ加入。昨季はリーグ戦でわずか9試合の先発出場にとどまっていたが、上位クラブによるプレーオフでは5試合に先発出場するなど存在感を発揮していた。そして東京五輪男子サッカー競技で5試合に出場すると、今季は主力選手としてリーグ戦6試合に先発出場。しかし、10月16日開催の第11節・SVズルテ・ワレヘム戦でハムストリングを負傷し、戦線離脱を余儀なくされている。
そんな三好康児について、プリスケ監督は「コウジにとって難しい1年だった。コロナに感染していたし、10月の代表戦の後には怪我をした。東京オリンピックの後、ほとんど休むことなく、アントワープに戻ってきたことを忘れてはならない。多くの試合に出場することは選手としてとても素晴らしいことだが、その分高い代償を払うことになる」とコメント。U24日本代表の一員として東京五輪の舞台でプレーしたことの影響に触れている。
また、『VOETBAL』は同選手の復帰時期について「トンネルの終わりを告げる光。年内には復帰する可能性がある」と報じている。
なお、アントワープは今月26日の第21節・コルトレイク戦を終えると、3週間近くの中断期間に突入。来年1月15日にMF森岡亮太(30)を擁するシャルルロワと対戦する。
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