Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島カカに退団の可能性が!恩師率いるブラジル1部が交渉開始

徳島ヴォルティスのサポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグに降格した徳島ヴォルティスは、ブラジル人DFカカ(22)に今季限りでの退団する可能性があるようだ。15日、ブラジルメディア『terra』が伝えている。

 同選手は今年2月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍。5月1日開催のJ1リーグ第12節・サガン鳥栖戦でデビューすると、翌週の第13節・北海道コンサドーレ札幌戦以降はリーグ戦でほぼ全試合フル出場していたが、クラブは今月4日開催の最終節・サンフレッチェ広島での黒星によりJ2降格が決まっていた。

 その中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロがカカをリストアップすると、すでに選手サイドとの交渉を始めているとのこと。また、カカはクルゼイロ在籍時にロジェリオ・セニ元監督のもとで出場機会を増やしており、そのセニ氏は現在サンパウロを率いている。

 なお、カカと徳島ヴォルティスの契約内容については、総額200万ドル(約2億3000万円)の4年契約とブラジルメディアが伝えていたほか、徳島ヴォルティスはクルゼイロに対して移籍金として1070万レアル(約2億2000万円)を支払っている。守備陣の中心選手であるカカの放出は大幅な戦力ダウンであるものの、それ相応の移籍金を手に入れる可能性はありそうだ。