明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するFW前田大然(24)はセルティック移籍が噂される中、今月開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合にむけた日本代表メンバーに選出された。その中、同選手のとあるコメントがスコットランドから注目を集めている。8日、英紙『デイリーレコード』をはじめイギリスの複数メディアが伝えた。
前田大然は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで28試合に先発出場し、21ゴールをマーク。今月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成するなど、J1リーグ得点ランキングでの個人タイトル獲得に前進している。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場している。
そんな前田大然は、カタールW杯・アジア最終予選ベトナム戦とオマーン戦に臨む日本代表に招集。また、同選手の去就を巡っては、セルティックが今冬獲得に迫っていると先月中旬に複数のイギリスメディアが報じるなど、現地での注目度が高まっている。
その中、本人は代表戦前の取材で「日本代表に選ばれるまで時間がかかりましたし、ここまでかなりのハードワークをしてきました。この夏はオリンピックの舞台でプレーしていますけど、このA代表で結果を残したいですね」
「もちろん、(ワールドカップの)メンバーに入るのに、個人的にとてもタフな戦いになると思います。古橋さんはスコットランドでとても良いプレーをしていますし、ゴールもたくさん決めています。そんな古橋さんと一緒にプレーできたらいいですね。ただ、我々にとって最も重要なことは、この非常に難しいアウェーの2試合で勝ち点6を獲得することです」とコメントを残していた。
すると、イギリスの複数メディアはセルティック所属のFW古橋亨梧(26)とのプレーを望んでいるというコメントに着目。現地のセルティックサポーターの間で、前田大然の加入を期待する声がさらに高まっているという。
ポステコグルー監督の指導を受けてブレイクを果たした前田大然が、日本代表でも本来のパフォーマンスを発揮できるか日本国内のみならずスコットランドからも関心を集めている。
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