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「マークを外さなかった」橋岡大樹、鈴木武蔵との日本人対決で地元紙のMOMに!

橋岡大樹(写真右) 写真提供: Gettyimages

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)は13日、FW鈴木武蔵(27)を擁するベールスホットVAとの一戦で勝利した。ベルギーメディア『VOETBAL』は、東京五輪U24日本代表DF橋岡大樹(22)をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出している。

 STVVは今季開幕からリーグ戦6試合を消化して勝ち点7の獲得にとどまるなど、スタートダッシュに失敗。また、先月末にはベルント・ホラーバッハ監督が補強方針を巡ってクラブ幹部と対立していることから監督交代の可能性が噂されていたが、双方がこれを否定していた。

 その中、STVVは東京五輪のU24日本代表MF田中碧(22)を擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフやベルギー2部で首位を走るウェステルローとのトレーニングマッチを実施。ホラーバッハ監督は多くの選手を起用して様々なシステムを試していた。

 そして、13日に迎えたジュピラー・プロ・リーグ第7節・ベールスホットVA戦では、前半終了間際にFWスティーブ・デ・リッダー(34)がゴールをマーク。その後は追加点を奪えなかったものの、1-0と勝利している。

 『VOETBAL』はこの一戦でのMOM選定が簡単ではなかったとした上で、右ウイングバックのポジションでフル出場した橋岡大樹を選出。同選手のパフォーマンスについて「守備面だけでなく、攻撃面でも素晴らしいパフォーマンスを発揮した。自分の持ち場(右サイド)では、(ラファエル・)ホルツハウザーとマッチアップすることが多く、マークを外さなかった。同時に彼は攻撃面でも勢いをつけ、ポゼッション時の創造性が素晴らしかった」と称えている。

 なお、かつて明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌でプレーしていた鈴木武蔵は、この一戦でベンチ入りしたものの、出番が訪れることはなかった。