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STVV、日本人3トップが練習試合で実現!鈴木優磨もゴールでアピール

鈴木優磨(写真左) 写真提供: Gettyimages

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)は8日、ベルギー2部で首位を走るウェステルローとのトレーニングマッチに臨んだ。

 STVVは東京五輪のU24日本代表MF田中碧(22)を擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフとの練習試合を今月2日に実施。この試合でSTVVのベルント・ホラーバッハ監督は、U24日本代表FW林大地(24)とFW原大智(22)を前線2トップに配した「5-3-2」のシステムを試すと、後半からは前線でFW鈴木優磨(25)とFW伊藤達哉(24)の組み合わせを試していた。

 しかし、ウェステルローとの一戦では、前半に「3-4-3」のシステムを採用。DF橋岡大樹(22)を起用したほか、前線3トップには、林大地、原大智、伊藤達哉を配している。STVVは15分に伊藤達哉のアシストから先制ゴールをあげると、37分にはニュージーランド代表DFリベラト・カカーチェ(20)が追加点をマーク。そして45分には林大地のアシストから原大智がネットを揺らした。

 指揮官はハーフタイムでGKシュミット・ダニエル(29)をのぞきメンバーの入れ替えを実施。後半からDF松原后(25)や鈴木優磨がピッチに立つと、71分に鈴木優磨が4点目のゴールをマーク。そして87分にはFWオレクサンドル・フィリーポフ(28)もゴールをマーク。STVVは5-0と勝利している。

 なお、STVVはインターナショナルマッチウィーク明けの13日、FW鈴木武蔵(27)を擁するベールスホットVAとの一戦に臨む。リーグ戦再開初戦でホラーバッハ監督が先発メンバーに誰を選ぶのか注目が集まる。