日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは31日、オランダ2部のVVVフェンロからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)を完全移籍により獲得したことを公式発表している。
ギアクマキスはギリシャ国内の複数クラブを渡り歩くと、昨夏にAEKアテネからVVVフェンロへ完全移籍。移籍1年目の2019/20シーズンはリーグ戦でわずか2試合の先発出場と出場機会に恵まれず、チームもエールディビジ(オランダ1部)で最下位となり降格。しかし、昨季は開幕からレギュラーに定着すると、リーグ戦で30試合に出場し26ゴールをマーク。この実績が認められる形で同選手は昨年11月にギリシャ代表でのデビューを飾っている。
一方、セルティックは明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属していた古橋亨梧やトッテナム・ホットスパーのイングランド代表GKジョー・ハート(34)など、すでに複数選手の獲得が決定。しかし、フランス人FWオドソンヌ・エドゥアール(23)の今夏退団が噂されていたことから、エドゥアールの後釜確保を目指していた。
その中、セルティックは先月にVVVフェンロや選手サイドとの交渉を進めると、移籍市場最終日にギアクマキスと2026年6月までの5年契約を結んだことを発表している。また、エドゥアールも移籍市場最終日にクリスタル・パレスと2025年6月までの4年契約を結んでいる。
古橋亨梧はレンジャーズとのダービーマッチを含む直近2試合で左サイドで起用されている。アンジェ・ポステコグルー監督はレンジャーズ戦後のメディアインタビューで同選手を中央で起用すべきだったという趣旨のコメントを残しているが、ギアクマキスの加入が古橋亨梧のポジションにどのような変化をもたらすのか注目が集まる。
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