ミランは、リーグアンのボルドーに所属するMFヤシン・アドリ(21)の獲得をほぼ確実にしたようだ。30日、フランスメディア『RMC』が報じている。
アドリは、パリ・サンジェルマン(PSG)でトップチーム昇格を果たしたものの出場機会に恵まれず、2019年1月にボルドーへ完全移籍。2019/20シーズンはリーグ戦で11試合の先発出場にとどまったが、昨季は年明けからレギュラーに定着。リーグ戦で25試合に先発出場するなど確かな成長を遂げていた。ただ、今季は開幕節・クレルモン・フット戦でも先発出場したものの、第2節・オリンピック・マルセイユ戦以降は全試合でベンチスタートとなっている。
また、ボルドーは昨季のリーグ戦を12位で終えているが、深刻な財政難に陥る中、LOSCリールの元オーナーであるルクセンブルクの実業家が買収。4100万ユーロ(約53億円)以上の資金を捻出するために主力選手の売却を行う方針を固めていた。
その中、ミランはボルドーと複数回にわたり交渉を行うと、移籍金として1000万ユーロ(約13億3000万円)を支払ってアドリを獲得することにより合意。くわえて、同選手は今季終了後までレンタル移籍の扱いでボルドーにとどまることになったようだ。
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