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ユベントス、Cロナウド退団確実で伊代表FW復帰を画策か!代理人ライオラと交渉

モイーズ・キーン 写真提供: Gettyimages

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)は、今夏ユベントス退団がほぼ確実と報じられている。その中、ユベントスはロナウドにかわるストライカーとして、イタリア代表FWモイーズ・キーン(21)を復帰させる可能性があるようだ。26日、イタリアメディア『SportItalia』が報じている。

 ロナウドはユベントスとの契約を来年6月まで残す中、今月14日開催の親善試合・アタランタ戦で先発出場。しかし、先週に選手サイドがユベントスに対して退団の意向を伝えたとイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報道。これに対して、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は21日に同選手の残留を明言していた。しかし、25日になってマンチェスター・シティが税抜きの年俸1500万ユーロ(約19億4000万円)の2年契約によりオファーを提示。そして翌日にロナウドのユベントス退団が確実になったと複数メディアが一斉に報じている。

 その中、ユベントスはアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(28)の獲得にむけて、すでにパリ・サンジェルマン(PSG)との交渉を行っている模様。しかし、『SportItalia』の報道によると、2018/19シーズンまで在籍していたキーンの復帰もプランに含めているとのこと。クラブ首脳陣は同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と26日に会談を行ったという。

 キーンはユベントスでトップチーム昇格を果たした後、2019年夏にエバートンへ完全移籍。エバートンではレギュラーに定着することができなかったが、昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わると、公式戦28試合に先発出場して18ゴールをマーク。ただ、本人のPSG残留という思いとは裏腹にエバートンへの復帰が決まっている。

 なお、ユベントスはロナウドの代替候補として、マンチェスター・シティに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(24)の獲得を以前から狙っているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督はジェズスの放出を検討していないとのこと。また、アーセナルのフランス人FWアレクサンドル・ラカゼット(30)やガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(32)もリストアップしているという。