パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクターを務めるレオナルド氏が、フランス代表FWキリアン・ムバッペの去就について言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。
2017年夏に加入以降、公式戦通算174試合で133ゴール63アシストの数字を残すムバッペだが、PSGとの現行契約は来夏まで。クラブから新契約を打診されているものの、レアル・マドリード移籍を希望していることからそのオファーを拒否したとみられている。
そうしたなか、ムバッペ獲得に尽力するレアル・マドリードが24日に移籍金1億6000万ユーロ(約206億9000万円)のオファーを提示したと複数メディアが一斉報道。この状況についてレオナルドSDはとレアル・マドリードからのオファーを認めつつも、PSG側の要求を満たさない限り放出に応じる気は無いとの構えを示した。
「我々はこの入札が十分だとは考えていない。金額は確認していないが、1億6000万ユーロ程度だ。我々が彼を獲得するために支払った(1億8000万ユーロ/約232億7000万円)金額よりも少なく、それ以上の価値がある。これまでのやり方は失礼だ。ムバッペが我々と一緒にいるために全てのことをやった。(移籍市場閉幕まで)あと1週間だが、この計画を変えるつもりはない」
「キリアンはプロジェクトの中心だが、彼が上なわけではない。しかし、彼が残留するか退団するかは我々の条件次第になる。彼が去りたければ去るだろが、他の選手と同様に我々の条件を満たしてからだ。移籍市場が閉幕する1週間前に計画を変更することはできない。選手が去りたければ、我々の条件でだ」
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