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「僕の新たな挑戦は始まったばかり」横浜FCガブリエウが名古屋戦でのデビューに…

横浜FCのサポーター 写真提供:Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロから明治安田生命J1リーグの横浜FCへ加入したブラジル人DFガブリエウ・コスタ・フランサは、今月9日に行われたJ1リーグ第23節・名古屋グランパス戦でデビューを飾った。ブラジルメディア『グローボ』は10日、同選手の喜びの声を伝えている。

 現在26歳のガブリエウは、今年3月にアトレチコ・ミネイロと2023年12月までの新契約を締結。しかし、横浜FCが同選手の獲得オファーを提示すると、アトレチコ・ミネイロに対して移籍金200万ドル(約2億2000万円)を支払うことで合意。そして、先月22日にブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウとともに来日。新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間をへてチームに合流していた。

 同選手は9日に行われた名古屋グランパス戦でいきなり3バックの一角で先発出場。イエローカードこそ貰ったものの、73分までプレーしてチームの勝利に貢献した。本人は母国メディアのインタビューで「横浜FCでデビューできてとても幸せだよ。(新型コロナウイルス感染対策により)しばらく隔離されていたけど、ピッチに立ててとても気分良かったね」

 「サポーターとは初めて出会ったけど、クラブのためにとても情熱を注いでいる彼らの姿がとても印象的だった。彼らは90分間ずっと応援してくれるし、試合に関わっているすべての人々に対して敬意を払ってくれている。僕の新たな挑戦は始まったばかりだし、日本で多くの成功を収めたいと思っているよ」とコメントを残している。

 なお、横浜FCは名古屋グランパス戦でドイツU24代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨んだGKスベンド・ブローダーセンも先発出場したほか、フェリペ・ヴィゼウやFWサウロ・ミネイロも途中出場により日本でのデビューを果たしている。