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板倉滉、セルティック移籍へ加速か!東京五輪準々決勝・スペイン戦でフル出場

板倉滉 写真提供:Gettyimages

 東京五輪のU24日本代表は3日夜に行われた準々決勝・スペイン戦で延長戦の末に0-1で敗れた。英紙『デイリー・レコード』はU24日本代表が決勝進出を逃したことにより、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックによるDF板倉滉の獲得にむけて新たな動きがある可能性を指摘している。

 現在24歳の板倉滉は、エールディビジ(オランダ1部)でのレンタル期間を終えてマンチェスター・シティへ復帰。マンチェスター・シティとの契約は来年6月までとなっているが、2021/22シーズンの構想に含まれておらず、今夏移籍が既定路線となっている。また、今年3月にはフローニンゲンが同選手の引き留めにむけてマンチェスター・シティとの交渉を行っていたが、本人は2021/22シーズンはフローニンゲンでプレーしないことを示唆するコメントを東京五輪開催期間中に残していた。

 その中、板倉滉は累積警告により出場停止となったボローニャのDF冨安健洋にかわって、準々決勝・スペイン戦では先発出場。強力な攻撃陣を相手にゴール前での身体を張った守備を披露。延長戦の途中までゴールを許さなかったものの、延長後半にレアル・マドリードのMFマルコ・アセンシオに鮮やかなシュートを決められている。

 一方、『デイリー・レコード』は本人は東京五輪の大会終了後に自身の去就について決断を下すと報道。その中、金メダル獲得の可能性が消滅したことにより、セルティックが板倉滉の獲得にむけた動きを加速させるのではという見解を示している。

 なお、セルティックは板倉滉の保有権を持つマンチェスター・シティとの交渉をすでに始めているが、高額のレンタル料を求められた場合には獲得を諦める可能性があるとのこと。また、同選手にはセルティックのみならず、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ガラタサライも関心を寄せている。