ユベントスはイタリア代表FWフェデリコ・キエーザに対するチェルシーからのオファーをすでに拒否しているが、プレミアリーグ他クラブからも巨額の移籍金を伴ったオファーが届いていたようだ。24日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
現在23歳のキエーザは、昨年10月にフィオレンティーナから6000万ユーロ(約78億円)による買い取り義務付きのレンタルにより加入。移籍1年目の2020/21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで6試合、セリエAで28試合に先発出場し、2桁ゴールをマーク。また、EURO2020では4試合に先発出場して2ゴールをあげるなど、優勝に大きく貢献している。
キエーザの去就を巡っては、先日バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン新監督が就任会見において同選手への関心を認めたものの、獲得が難しいという見解を示していた。また、イタリア国内メディアの報道によると、チェルシーが1億ユーロ(約131億円)のオファーを提示したものの、ユベントスがこれを却下していた。
その中、以前から関心を寄せていたリバプールも8600万ポンド(約131億円)にもおよぶ巨額オファーを提示していた模様。それでもユベントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督がキエーザを構想に含めていることから、再び拒否したという。
イタリア国外から視線を受けるキエーザだが、2021/22シーズンもユベントスの一員として戦うことは既定路線であるようだ。
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